nagarasumaho
みなさん、犯罪に巻き込まれたり、事故に遭ったりした経験はありますか。
日本は安全な国と言いながら、日々、犯罪、事故が多発しています。
日常生活でも危機意識を持ちましょう。








面白い先輩弁護士先生

私の事務所が入っているビルの1階上に大先輩の弁護士先生が事務所を構えておられます。
先代の弁護士の時代から事務所間で交流のあった先生で、私の大学の大先輩でもあり、時折、事務所にふらっと遊びに来られ、コーヒーを飲みながら談笑します。本サイトのトップページに掲載している写真は、この先生が撮影したものです。
会話の内容は、法律的な話もありますが、阪神タイガースの試合、冬山登山、チベット旅行、ゴルフスイング、釣り、人生経験など多岐にわたります。私が楽しみにしている時間です。今後も先輩弁護士へのインタビュー記事なども折を見て書きたいと思います。

さて、そんな先生から食事にお誘いいただき、私は財布と鍵だけ持って一緒に出かけました。
並んで歩く先生から、
「君、急に後ろから腰のあたりを蹴られたらどうなると思う?」と聞かれました。
ー転んでしまうかもしれませんね。
「咄嗟に手をつくやろ?」「手に持っとる財布と鍵は飛んでいってしまうで」「転んどったら犯人の顔も見られへんやろ?」
ーそうですね。
実際に、ご友人の方が北新地で飲んだ帰りに同様の被害に遭ったそうです。
完全に危機意識が欠如した、右手にむき出しの財布と鍵入れを持った私の姿は、ひったくりからすれば、良いターゲットです。

他にも

少し想像すると、簡単な危機意識はたくさん思いつきます。
・鞄をもって通りを歩く際に、建物側に鞄を持ち、建物側を歩きましょう。
・夜間はなるべく人通りのある通りを歩きましょう。
・人通りの少ない通りを歩くときは、背後の人の動きに注意しましょう。
・子供の手を握って歩く際に、子供は道路と反対側を歩かせましょう。
・工事現場の近くを通る際には、工事現場がどういう状況か注意しましょう。
そんな考えをもって街を歩いてみて下さい。完全に危機意識の欠如した人がどれだけ多いか驚きます。
・夜間、人通りの少ない通りを、一人で、イヤホンで音楽を聞きながら、左手に鞄を持って、右手でスマホを操作しつつ、通りの中央を歩く。。。こんな危険なことはありません。

紛争予防は危機意識から

犯罪や事故に遭遇すれば、一気に紛争の渦中に放り込まれます。
以前、医療事故についての記事で、「どうしたら事故を防ぐことができたか」を考えるという事後的な紛争予防検討について書きましたが、想像をして危機意識を持つということは、事前の紛争予防検討です。
災害への対応も同じだと言えます。

危機意識を磨くためにはどうしたらいいのでしょうか。
想像する力、妄想する力を養うことだと思います。
漫然と報道を見るのではなく(怖いな、かわいそう等の感情だけで読み飛ばすのではなく)、どうしてそのような犯罪や事故が起きたのかを考えたり、自分の周りでも起き得ることだなと想像し、自分なりに対策を立てる、それが危機意識を持つことに繋がります。

自戒を込めて、私も実践したいと思います。