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Web誕生の起源、それから25年の今と未来

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ティム・バーナーズ=リー(Tim Berners-Lee)。


ご存知ですか?

氏の名は、Web業界の者なら耳にしたことはあると思うけれど、他業界の方からは「誰?」って感じかもしれませんね。

いま私は、
・経営とはなにか
・社長業とはなにか
・戦略的思考とはなにか
そんなことを、経営本を購入しては学ばせていただき、明日以降の人生に生かすべく脳みそを刺激しまくるサイクルに入っています。
例えば、鈴木清一氏、稲盛和夫氏、ジョブズ氏、牟田学氏などなど。

昨晩からはティム・バーナーズ=リー氏の「思考回路」を摘みたい衝動にかられ、関連記事をつまみ食いしておりました。


ティム・バーナーズ=リーとは?


Web(ウェブ)という単語は日常用語で一般化されていますが、彼はその生みの親。
(タイムリーに今日のYahoo!ニュースにもでてましたね。)

そう、サイトのURLに使われている「www」の部分は彼の考えたものです。

 WWW = World Wide Web = 世界中に広がる蜘蛛の巣。

世界のWebサイト数が10億件を突破した記事が出ていましたね。
その起源は遡ること、1991年の8月6日
ティム氏が世界で最初のWebサイトを公開した日です。


Webの誕生


ティム氏がスイスにある研究機関のCERN(セルン)でコンピュータ技術者として従事していた時のこと。

その機関には相応の研究者が在籍し、入れ替わり立ち代わりの状況だったようで、
研究者の情報やデータの管理、閲覧が煩雑だったそうです。

それをスムーズにできるシステムを開発できないか!?

そこで着手したのがこちら。
 ・研究に関係のある大量の文献、データを1つのコンピュータ集約
 ・その文書同士をリンクさせる仕組みを計画、実現

HTMLという用語を聞いたことはありますか?
HTML = HyperText Markup Language = ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ

Webサイトにあるテキストの文字列をクリックすると、他のページに遷移しますよね。
これを「リンク」といいますが、その機能を持っている文書を「ハイパーテキスト」と言いまして、
それを生んだのがティム氏なんですね。

WWW、そうWebの誕生です。


基本構想から25年、これからのWebの世界


25年で10億サイトってことは単純計算で・・・えっと

・1年で4千万サイト
・1日に約110万サイト
・1時間に約5千サイト
・1分間に約80サイト.....

なんの参考値にもならん計算です(笑。
まぁ規模の大なり小なり、クォリティの善し悪しは別として、
Webの世界が全世界の人々にとって「必要なものである」と感じられていることは間違いはなさそうです。

この業界の一端に携わる者として


ティム氏も、Facebookのザッカーバーグ氏も身近にあった課題から世界を作りました。
そして25年、時速5千サイトのスピードでWebの世界は拡大しています。

HTML5の登場でPCやスマートフォンのデバイスを越え、ブラウザさえあればWebと連携されたサービスがさらに急速に拡大するでしょう。

とにかくこの世界のスピードは速い。。

それだけに共通言語の「Web」ではあるものの、
Web戦略とその取組み方にはあきれるほどの地域間格差がある、そんな風に肌で感じています。

都市圏と地方のハブになる!
その想いを募らせること数年。
まだまだ道のりは続きますが、このWebの世界とそれに関わる人に「喜びのタネ」を少しでも撒けるよう前に進んでみます。

今日はティム氏に発想の起源をみさせていただきました。

ということで、
次回は「鈴木清一氏」について学んでみたいと思っております。

先人に礼。ご教授ありがとうございました!