弁護士
あなたの弁護士に対するイメージはどのようなものでしょうか。
良いイメージを持っていただいていると嬉しいです。法廷で誰かを弁護しているイメージ、悪い奴でも金のためなら弁護するイメージ、いろいろだと思います。

弁護士の特徴は、仕事上、紛争解決のプロセスを経験しているということです。


紛争解決のプロセス

私の恩師から良いアドバイスを頂いたことがあります。

「一生懸命に仕事をして、最後は収まるところに収まる」

私はこの「最後は収まるところに収まる」という言葉を聞いて自分なりに答えを出しました。
弁護士が紛争解決という結果を作り出すことができる(作り出さなくてはいけない)と考えるのではなく、

「社会で起きている事柄の中で、依頼者と相手方がいて紛争になっている。その中で、依頼者とともに最善を尽くし、その結果を受け入れる。」

ということだと解釈しています。

依頼者とともに、依頼者のための紛争解決プロセスを歩む姿勢が重要だと考えています。

みんなに必要なスキル

では、紛争解決のプロセスを知ることが弁護士だけの仕事かといえば当然違います。
世の中には弁護士がタッチしない紛争は山ほどあります。弁護士は山ほどある紛争の中で一部分だけの処理に関与しているに過ぎません。

紛争解決のプロセスを歩む姿勢は全ての人に必要とされています。

簡単な例で言いますと、人から相談されることが多い方がおられますよね。仕事上でもプライベートでも。
人の問題を一緒に解決する場面に直面しているのです。
また、会社の総務の仕事をされている方であれば、仕事上、多くの問題に直面しています。

これら場面でも紛争解決のプロセスを実践しています。

弁護士選び

とはいっても、弁護士に紛争解決を依頼する場合は少なからず存在します。
一緒に紛争解決プロセスを歩む弁護士をどのように探し選択したらいいのか。

私が考える弁護士の探し方、選び方は次のようなものです。

・デリバティブ取引、特許関係など専門性のある分野に関する紛争
→知り合いに弁護士がいれば、専門でやっている弁護士を紹介してもらうよう頼んでみる
→インターネットで専門であることを広告している法律事務所を探し、思いきって相談する
 
・専門性のある分野以外に関する紛争
→知り合いに弁護士がいれば、一度相談してみる
→弁護士会、市役所、法テラスなどで、一度相談してみる

・共通する選び方
→とにかく相談してみること
→この弁護士と一緒に自分が抱えている紛争を解決するプロセスを歩んでみようと思えるかどうかという感情面で決める。

弁護士は、依頼者であるあなた、紛争の相手方、場合によっては裁判所など関係機関、いろいろな関係で紛争処理のために動きます。
一番重要な依頼者であるあなたとの関係が上手く築けないのであれば、到底紛争解決へのプロセスは歩めません。

選択する自分に自信をもって、自分でこの弁護士に依頼すると決める姿勢が重要です。

弁護士の数は増えています。必ずあなたにとって良い弁護士が見つかるはずです。