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なぜロメウスイッチを立ち上げたかについて書きたいと思います。

紛争予防を考えるきっかけ

私は、福岡、長崎で弁護士をし、現在、大阪で弁護士をしています。
弁護士は各都道府県に存在する弁護士会に登録しなければなりませんので、福岡県弁護士会、長崎県弁護士会、大阪弁護士会と登録を替えてきたわけです。

司法試験の勉強をしていたとき、テレビで、長崎県諫早湾干拓地潮受堤防南部及び北部排水門が締め切られるニュースを見ました。テレビ画面の左から右に排水門が水しぶきを上げながら閉まって行く様子が写されていました。とても印象に残りました。

福岡で弁護士をしているとき、福岡高等裁判所が、その排水門を5年間常時開門しなさいという判決を出しました。マスコミ等で「ギロチン」と呼ばれ、悪いイメージが先行していた排水門を開けなさいという判決は、とても印象に残りました。

長崎で弁護士をしているとき、その排水門を開けられることに反対する地元の漁業者、農業者、住民の方々の依頼を受けて、排水門の開門を差し止めるよう求める裁判に携わりました。
この事件はまだ解決していませんので、事件の内容について多くを語るつもりはありません。

現地に何度も足を運んで現地の人の話を聞いて勉強しました。すると、「ギロチン」と呼ばれていた排水門のイメージがどんどん変わっていきました。排水門を開けられるととても大きな被害が出ることが明らかになり、長崎地方裁判所は排水門の開放を仮に差し止める(仮処分)決定を出しました。

マスコミ報道などだけで物事を単純に考える姿勢は良くありません。
また、紛争には対立する当事者がおり、それぞれに譲れない利益があるということ、その利益はどちらも法的に保護すべき利益であることが往々にして存在するということを、強く感じるようになりました。

弁護士になって4年目にやっと対立当事者のそれぞれの利益を意識するようになったのです。

そして、素朴に、なぜ紛争が起きたのかを考えるようになりました。
また、それを出発点に、どうしたら紛争を防げるのかを考え出しました。

仲間との出会い

茅野龍馬さんとは、長崎で知り合いました。
「人は年齢ではない」ということを強く感じさせてくれた初めての人です。
お酒を飲みながら、いろいろ議論しました。
岩下正法さんとも、長崎で知り合いました。
経営者としてお互いに相談をすることが多く、またWEBに興味があった私にとってのWEB先生です。

そうだ、サイトを作ろう!

私は、紛争予防をライフワークにしたいと考えています。このテーマについて色々な人の意見が聞きたいと思っています。
そこで、岩下正法さんにWEBを通じて紛争予防を考えていくサイト作りについてご相談し、茅野龍馬さんにもお声掛けし、形を作って行こうということになりました。
一人でサイト運営をしなかった理由は、一人では意味がないし、寂しいからです。
楽しく真剣に紛争予防を議論したいと考えています。
そして色々な考え方に触れて私も勉強したいと思っています。